不動産査定書ってどういうもの?

不動産査定書とはどういうものでしょうか。これは不動産に関する情報や、ガス、水道、電気などのインフラ状況、排水設備の状態、路線価による土地相場、公示価格といった対象の不動産物件に関するデータがすべて載っているものです。査定を請け負った不動産会社などは、この資料から売却予定価格を算出するのです。この書類は、不動産会社に作ってもらうことができますが、不動産鑑定評価書を専門家に依頼することも問題ありません。不動産の査定を行う時、物件の情報のみを参考にして査定を行うことを「簡易査定」と呼び、現地に赴いて直接確認しながら査定を行うことを「訪問査定」と呼びますが、査定結果が決定するまでに必要な時間はどちらが長いと思いますか。査定方法を簡易査定にしたケースでは、最も早ければ30分程度で、長くても1時間かからないでしょう。その一方で、訪問査定のケースでは、実際に物件を見て回るのは30分から1時間と、簡易査定と変わりませんが、そのあと各省庁に調査をする必要があるので、数日から1週間前後かかることもあると理解して、ゆとりを持った計画を立てることをおススメします。売りたい不動産物件の壁の一部に剥がれた部分がある、あるいは、浴室などに掃除では落としきれないカビや傷みがあるケースでは、部分的であっても、リフォームすれば査定結果が有利になることが期待できます。とはいえ、すぐに行動するのは禁物です。査定額の差額がリフォーム費用より下回ってしまって損をしないとも限りません。ですので、先に業者に訪問査定をお願いし、実際の物件を見てもらってから今後のリフォームの相談をした方が良いでしょう。

さまざまな不動産会社に売却予定の物件の査定をお願いしたら、異なる査定結果が出ることがありますが、低い査定額から高い査定額まで幅が出るのはなぜなのでしょうか。なぜなら、それぞれの会社が持っている売買歴や参考資料が違いますし、重視する査定ポイントも違う中で査定額を決定しているためです。ですから、不動産物件の査定を会社にお願いする際には、可能な限り多くの会社に査定をお願いした方が、高い査定額を提示してくれる不動産会社が見付かりやすいです。不動産を売る時には査定を受け、比較検討するのがベストなのですが、どれくらいの会社から査定を受けて比較すればいいのか分からず、躊躇している人も多いようです。あくまで平均的な数になりますが、三社は受けておいてください。一社とか二社だと比較対象が少なすぎますし、何より相場が分かりません。ですから、ひょっとすると、相場より低い査定額の仲介業者を選んでしまうかもしれません。ですが、業者が多すぎても絞り込むのが困難になるので、はじめは三社程度に抑えておくのがベストです。目にする機会は少ないですが、不動産査定ソフトというものがあります。土地面積、床面積、築年数、階数といった家の基本的な情報で検索すると、ソフト内に所収の路線価や財産評価基準など様々な数字から機械的に査定額を見積もることができるソフトです。無償版よりは有償版の方が内容は良いかもしれませんが、免責事項として「簡易版」や「実際とは異なる」と謳っているように、物件に足を運んでプロの目で見た査定額と比較すると乖離があるのは仕方ありません。ただ、物件の価値を客観的に見ることができるので、役に立ったという人もいます。家や土地などの不動産を、仲介業者を介して売りたいなら、幾つかの業者に査定させ、良さそうなところを選び出します。

そして媒介契約ということになりますが、一口に契約といっても3種類あり、仲介業者のネットワークに登録するかしないか、業務報告の頻度は週1か週2かなどの内容の違いがありますから、契約前によく確認しましょう。その後、買手が現れたら媒介契約をした不動産会社を通して物件の売買契約を締結し、代金と物件の引渡しをもって取り引きは終了します。わが国の木造木骨建築物の耐用年数は、住宅専用の場合、税法において20年から22年で、最近の国土交通省の調査によると平均残存年(寿命)は30年弱です。全国的な傾向ですから例外はほとんどなく、もし築30年かそれ以上経っている家を売る際には、まだ住める状態でも建物には値がつかないとか、せいぜい100万以下と査定されるのは至極当然と言えるでしょう。売却可能な場合でも、家はゼロ円で地価相当額にしかならないと想定するのが妥当です。不動産物件の査定を受ける場合、登記簿謄本をあらかじめ用意しておきましょう。古いものでも会社によっては使えるはずです。ですが、査定結果が異なってしまうかもしれませんので、新しい物のほうが安心です。登記簿謄本以外にも、固定資産税評価証明書、登記識別情報や登記済権利書といった権利書が必要になりますから、揃えておいてください。売却予定の物件のローンが残っていれば、ローン残高証明書はもちろん、土地測量図や建築設計図なども必要なので、全ての書類を揃えて査定に申し込みましょう。何らかの事情がありなるべく早く物件を売りたいときは、よくとられる手段としては次の二つが挙げられます。第一に買取可能な不動産会社に仲介なしに買取してもらう方法、もう一つは人目に止まるよう売り出し価格を下げて早々に売り切るという選択肢です。しかし、どのやり方を選んでも、市場価格と較べるとかなり安くなると思って良いでしょう。

分譲マンション 無料 一括査定